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大崎善生/聖の青春

いわゆるチャイルドブランドと言われた羽生世代の棋士の一人、村山聖(さとし)という人の物語でした。

無論私は将棋の知識などなく、駒の動き方も小さい頃は覚えていましたが今となってはかろうじて並べ方を思い出せるぐらいのレベルです。

しかし、十分に楽しめました。

いや、後半はもう切なさ満開で通勤電車で何度もぐっときてしまいました。

すでに「月下の棋士」などの漫画化もされており、ドラマ化、映画化も済みで、「知ってるつもり」などのTV番組でも特集済みのようですが、私はまったく存在すら知らなかったのでまさにpureな気持で読むことができました。

私が教師なら生徒に読書感想文書かせたい作品です。
いや、それにしてはベタすぎるでしょうか。

でも自分が学生時代に読んでもこれほどまでに感動したかどうかは不明です。

今読んだからこそ、こんなに響いているのかもしれません。


読みやすい文章として絶対的に信頼している大崎善生という人が書いているから響いたのかもしれません。今回もすっすっと頭に入ってきました。何の違和感なく読める文章を書くのは奇抜な事をするのよりもずっと難しいのではないかと、またまた思いました。


プロフェッショナル仕事の流儀で羽生さんの回を何回か観ましたが、アンコールにつぐアンコール放映に、どうしてこんなに人気があるのかと思っていました。

将棋に勝つ、勝負に勝つということの意味がこの本で少しわかったような気がします。

DVDにとってある中に残っていたらまた観ようっと。

たぶん、本当にベタベタな感想だと思いますが、自分がなんてちっぽけな壁にぶつかってはあたふたしていたのかと思います。

世の中には自分よりずーっと本気で生きている人がたくさんいるかと思うと、っしょーもない事でっしょーもない事ばっか言ってることがほんっと「あほくさ」ってなります。

っしょーもない感じにはなりたくないなぁ。

これからもオモロイニチジョウが続いていくように、ぼちぼち行きたいと思います。



ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった
つまずいている あいつのことを見て
本当はシメシメと思っていた
誰かを許せたり 大切な人を守れたり
いまだ何一つ サマになっていやしない
相変わらず あの日のダメな ぼく

ずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは“ジブン”っていうらしい

世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
“あと一歩だけ、前に 進もう”

空にはいつでも まるでぼくらの希望のように
こぼれそうなくらい 星が輝いて
届かないその手を伸ばしたんだ
ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て
かわいそうに・・・なんてつぶやいてる
こんな自分 ケリたくなるくらい キライ!

ねぇ ぼくらがユメ見たのって
誰かと同じ色の未来じゃない
誰も知らない世界へ向かっていく勇気を
“ミライ”っていうらしい

世界中にあふれてるため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
“あと一歩だけ、前に 進もう”

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