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2010.07.19 at author:スポンサードリンク
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Everyday is a new page
2010.05.20 at 20:31author:じゅんち
私たちが屋久島滞在中にお世話になったお宿は、屋久島の中の「麦生」というなんともビールが飲みたくなる地名にある、ペンション(?)「ヒュッテ フォーマサンヒロ」というお宿です。
宿全体の雰囲気ももちろん素敵だったのですが、私はこの数々の小物たちに心奪われまくりました。
見てください☆このかわいらしい箸置き。お花を活けられるようにちっちゃな管(?)があしらわれているのです。
この箸置きを考えた人もすごいですが、この小さな箸置きにこんなに小さな花を上手に活けることができるご主人(ご夫婦のうちダンナサマ)が素敵です。
庭にはたくさんの花が植えられていて、それがお部屋のあちこちに活けられてるんです。
花のある生活、ほんっといい!
お部屋のルームキーすら愛らしいです。
朝食の後でゆっくりと(おそらく)アールグレイをいただいたときの器もシンプルでしたが、とっても素敵でどこで手に入れたかのどの奥まで出掛かっていた質問を、ぐっとこらえました。
こんな素敵なアイテムを揃えてらっしゃるご夫婦はとっても親しみやすくて優しさあふれる感じでした。奥さんは京都のご出身ということで、全体からかもし出される雰囲気に癒されまくりですし、ご主人は元ホテルマンということで(後から雑誌で知りました)言葉にできない安心感が漂っていました。
そしてなんと言ってもご飯がぜーんぶ美味しかったです。
屋久島の貴重な地元の焼酎も置いてあり、ついこの間まで焼酎お湯割りにハマっていた私としては、地元の美味しい魚と一緒に飲みたいのはヤマヤマでしたが、何しろ連日の登山を控えていたので(大げさ)ぐっとこらえてご飯でたくさんのおかずを楽しみました。
白ご飯も美味しかったです。
ヲットも「あれ圧力で炊いてるよな」と最近我が家で覚えたばかりの圧力の味を感想に盛り込んでおりました。
HPによるとリピーターさんも多く訪れている模様。
お勧めです。
そういえば、廊下には本棚があってたくさんの小説やマンガもあったのですが、「黒と茶の幻想」もありました。というか全体的に好きな作家のなつかしの作品があったので、ひそかにご夫婦は同年代かしらん、と妄想。お客さんが置いていくのかな?
次の日早く起きないといけなかったのに、吉田秋生の「YASHA-夜叉-」を読んでしまいました。4巻までしか読めなかったのでいつか続きを読破したいものです。
(ちなみに「地球(テラ)へ」もあったけど、やはり私が中学時代よんだと思われるDreamWalkerのヤツとは違うような気がする・・・)
おっと、いつのまにかマンガの話になってしまいましたが、TVは無くともマンガ読んだり屋久島の雑誌読んだり、忙しかったです。
旅行先のホテルでついついいつも見ているバラエティ番組みちゃってすっかり遠くに来ていることを忘れちゃいがちな事ってありますよね・・・。それもまた長時間ゲームしちゃった後に似た罪悪感感じてしまいます私は。
花がたくさんあって、美味しいご飯が食べられて、窓からの景色はグリーングリーンだし、ホントに癒された旅になりました。
限界近くまで体動かして、温泉入って、ご飯食べて、マンガ読んで寝る。
小学生に戻った気分。
サイコーでした。
■ ヒュッテ フォーマサンヒロ
縄文杉を観るためには往復10時間の登山が必要でした。
なので、4時起き。
宿で朝食としてお弁当を受け取ります。
ランプを片手に車へ乗り、町のお弁当屋さんでお昼用のお弁当を受け取り、バス乗り場へ向かいます。
山の朝は激寒でした。
Tシャツ→カーディガン→ニット→ウィンドブレーカーを着ていましたが震えながらお弁当を食べました。
お弁当、美味しかった〜。
早朝から食べられないと思っていたけれどバスで登山口に着いたときにはまだ6時でしたがお腹ペコペコだったのでありがたくいただきました。私たちの宿泊していたのはご夫婦でやっていらっしゃるペンション(?)だったのですが、早朝から卵焼きを焼いてくださっている音が聞こえており「よっしゃ、これから登るでぇ!」とパワーばっちり充電できました。
6:30 いよいよ荒川登山口を出発します。
ここから2時間〜3時間はひたすらトロッコ道を歩きます。
昔伐採した屋久杉を運ぶのに利用されていたそうで、今は無き見たこともないトロッコを想像しながら歩きました。
ちなみに想像していたのは、未来少年コナン、またはインディージョーンズに出てきたものです。
宮崎駿監督作品に出てくる線路を駆け抜ける描写ってどの作品でも印象的でしたよね。今ここで橋が壊れてもアニメみたいに私だけはギリギリ助かるんじゃないかと思ってしまいます。
さて、やっとのことでトロッコ道を歩き終わるとすぐに本格登山道に突入します。
■翁杉の樹齢は2000年だそうです。
登山道を30分ほど歩くと、翁杉、そしてウィルソン株がみられます。
この切り株の上の部分は大阪城建築に使われたと言ううわさがあるそうです。
でも、ウィルソン博士という人が調査した事がきっかけでこの株の名前はウィルソン株なんだって!
株はとっても大きくて中に人が10人くらい入れます。
なにやら、下から空を撮るとハート型に見える箇所があったらしく、他の登山者の方が一生懸命その角度を探していたのをみて、後からちゃっかりその場所から写真とりました☆
そういればTVでそんなシーンをみたことがあったような気がする。
気のせいか?
さて、ウィルソン株から縄文杉到着までが最も過酷な道のりでした。
なかなか到着する兆しがないので、「ウィルソン株からめっちゃ遠い〜♪」という意味不明な歌がヲットにより作曲され、疲労困憊しすぎておかしくなった私たちはうわごとのように、そのメロディーを延々と繰り返したのでした。
そんな思いをしてやっとたどり着いた縄文杉はこちら!ドスン!
いやぁ〜ホント晴れてよかった。
でも、雑誌とかに載っているのは雨上がりなんかにうっそうとした森の中に荘厳な感じでたたずんでいるものが多いので、霧の中で見る縄文杉もそれはそれで圧巻なんだろうな・・・と想像。イマジン。
この時点でちょうどお昼だったので、少しはなれたところでお昼のお弁当をいただきました。
そして下山。
なんやかんや言ってもくだりは楽〜♪
そしてやっぱりトロッコ道
予定よりもだいぶ早く帰ってこれたので、川で休憩などしました。
そして、GOAL!!!
バス停に停めておいた車に乗って安房の町へくりだし、のまちゃんに教えてもらったカフェで甘いものをいただきました。
美味しかったよぅ。
8時間も歩けばなんだって食べていいよね☆
こちら、海が間近に見えるカフェでいごごちめっちゃよかったです。
車で宿にいったん戻って、ただいまの報告後その足で温泉に行きました。
登山の後の温泉サイコー
でもまだまだ夕食まで時間があったのでトローキの滝へ。
滝つぼが海になってる滝は全国でも珍しいそうです。
というわけで、屋久島二日目はこれにて終了。
縄文杉登山はガイドさんと一緒に要所要所で解説を聞きながらゆっくり登ったら10時間くらいかかるようですが、私たちはせっかちなヲットのハイペースで飛ばしたため、8時間程度で帰ってきました。
私としてはもっとゆっくり写真を撮ったり、景色を見たり、森の中で瞑想(?)したり、花を見たりしてもよかったのですが、何せ時間配分がわからなかったので焦ってしまいました。
昔、友達が寄り道しすぎて縄文杉までたどり着けなかったというエピソードを話していたため、ビビってしまったのです。
でも、帰り道は比較的ゆっくりでしたし、往路で見逃したり、ゆっくりできなかった杉や株でもじっくりと観察できたのでよかったです。
しかし屋久島はまだまだ見所いっぱい!
翌日は白谷雲水峡、もののけ姫のモデルとなった森を見に行きます。
5月4日屋久島に入りました。
予報どおり晴れ。
ワクワクします。
テンションあがります。
ちなみに「黒と茶の幻想」の4人はフェリーで屋久島入りなので、初めての屋久島との対面のシーンをなぞることはできませんでした。
でも、これからはじまる未知体験を思ってドキドキする感じは変わりません。
空港に着いたらさっそくレンタカーを借ります。
やったぁ!LAV4だぁ。
キムタクだぁ。
頭の中では当時のCMの曲が流れ始めます。
書類にサインするヲットの姿もキムタクに見えないことも無い・・・ワケ無いか。
ブヒ。
荷物を乗せたままそのままヤクスギランドへ向かいます。
ヤクスギランドへの道のりは完全にグネグネ山道で、LAV4大活躍でした。
さっそく運転させてもらいましたが、調子乗りすぎてヲットがすっかり車酔いしてしまいました・・・。
カーブに次ぐカーブで昨日の教訓を生かしたつもりだったのでしたが、ハイスピードでのハンドルさばきが助手席の人にとっては悪夢だった模様。
・・・
さて、ヤスギランドに到着しトイレの側でいきなり目に飛び込んできたのはスギでできた公衆電話です。
倒木をくりぬいて利用しているそうです。
千年杉観る前に電話BOXみちゃった。
ヤクスギランドでは樹齢1000年を超える屋久杉がたくさん観られるのはもちろん、それまでの道のりがなかなか楽しいかんじです。
▼仏陀杉:推定樹齢1800年です。
▼天柱杉:推定樹齢1500年です。
ヤクスギランドではいくつかの橋を渡りますが、橋から見える景色もそれはそれは素敵でした。
さて、ヤクスギランドを出て車で少し行くと、推定樹齢3000年の紀元杉が見られます。
上のほうは長い時を経てどうもお疲れ様でしたという感じですが、根の方に周ってみるとやはりまだ生きていることがわかります。
紀元杉の周囲は8mで仏陀杉や天柱杉とおなじくらいです。
150分コースのヤクスギランドと紀元杉で、10箇所ほどの代表的な屋久杉を見ることができました。もちろん名前の無い場所にもたくさんの魅力がそこにたたずんでいました。
屋久島に入っていきなり一日目から悠久の時感じまくり。そして言うまでも無くマイナスイオン浴びまくりです。
車で山を降りる途中で遭遇したヤクザル。とっても人馴れしていました。
昔ワイドショーで観た人馴れしすぎた日光の猿を思い出しました。
さぁ、次の日はいよいよ縄文杉登山です。
Y島へ行く事が決まったのは一ヶ月ほど前の事でした。
Y島と言えば、恩田陸「黒と茶の幻想」です。
学生時代の同級生男女4人(おそらくアラフォー世代)がJ杉を目指しながら過去を取り戻す旅の物語。
一度、数年前に図書館で借りて読んでいたのですが、せっかくなので文庫本購入しました。
旅行中って結構空白の時間がありますよね。
飛行機待ってる間とか、飛行機飛んでる間とか。
何十時間も連続で二人っきりの時間を過ごしすぎてしばらく話したくない間とか(笑)。
とにかく、今回Y島行きが決まった時に一番に準備したのはこの文庫本上下2冊の購入でした。
旅先でご当地の作品を読むってやってみたかったんだよねー♪
そして、そんな私の心を知ってか知らずか近所の本屋さんが付けてくれたカバーはこちら。
いやん!はずかしい!
こんなカバー付けてGWにY島行きの飛行機乗ってたら「いかにも」ですやーん!
でも、なんかおもしろいのでそのまま持っていきました。
ちなみに「Y島」と表記しているのは完全に恩田陸さんのパクリです。
2010.05.06 at 23:41author:じゅんち
伊丹空港に着いて荷物が出てくるのを待っていたときに携帯の電源を何日かぶりに入れた。
真っ先に受信したメールの件名には[tuch][至急]の文字があった。
これは私が普段仕事で毎日嫌と言うほど目にする言葉だった。
そう、メールの送り主は日常生活から隔離された場所に escape している私を知りながらもっとも現実的なメールを送ってきたのである。空港で携帯の電源を入れる瞬間を想像して送ってきたのだとするとあまりに緻密に計算された意地の悪いメールである。
今日はカレンダーどおりで言うと連休明け最初の出勤なので、あながち昼休みなどに「くっそー。今日の忙しさ尋常じゃないよね。そういえばMっつん(職場での私のあだ名)今頃Y島ちゃうん!めっちゃ現実的なメールおくったったらええねん。ひゃはははは!」みたいなノリになったのかも知れない。
実際、メール本文には「連休明けでクソ忙しい」旨が綴られていたし。でも、「そっちは電波届くかな?」とあるので、特に空港で読むことだけを想定しているようでもなさそうだ。
じゃぁ、Y島で受信するパターンも考えてのメール送信かい?それならもっとタチが悪いゼ。よかった。Y島で携帯の電源offっといて。
ま、彼は確かにクレバーなので緻密に計算し、私を不快な気持ちにさせる事はたやすいだろうけれど、人間的にそこまで堕ちていないと信じているので、今回は本当に連休明けで忙しくて、ちょっとした息抜きに送ったメールであることは間違いない、と思う。
さて、空港からモノレールで蛍池へ。
ヲットが数年前に流行ったロシアのpopsを口ずさむ。
「ノマノマィェイ♪ ノマノマノマィェイ♪」
蛍池には私の大学時代の友人の実家があり、伊丹を通過するたびに「のまちゃんの話」になるからと思われる。
今回は私が何も言わずとも彼の方からのまちゃんを思い出したので笑った。
洗脳ってあるよね。
阪急電車で十三そして芦屋川へ。
阪急電車に乗ると昔、岡本から河原町へ通っていた時の癖で十三から神戸線に乗り換えたときに心身ともに「降りる駅は岡本である」と思い込んでいるため、今日もニシキタで乗り換えるのを忘れるところだった。実際それで何度か岡本まで行ってしまった事がある。
岡本から河原町へ6:45発の電車に乗って通っていたのはたった一年だけだというのに体に染み付いた習慣というのは恐ろしいものである。単に私がボケているだけ、という説も否めないが。
阪急芦屋川へ着くと雨が降っていた。
鹿児島を含めY島での4日間、一度も雨に濡れることはなかった。
特にY島などは「一ヶ月に35日雨が降る」と言われる多雨な島で、しかもご存知「山の天気は変わりやすい」にもかかわらず一度も雨に濡れることはなかったのだ。
なのにどうして帰ってきて駅から家に帰る間に雨が降るかなこれ。
皮肉な結論に失笑してしまったが、どう考えても旅行中一度も雨に降られなかったのはこの上ない幸運なので、もちろんよしとする。
どうせ家帰るだけだし。
本当はラーメン屋に寄って帰る予定だったが、雨のため中止。
家に帰ってヲットが得意のパスタを作ってくれたので、連休の間にちょうどいい感じに育っていたルッコラをのせて食べた。美味しかった。
彼がご飯を作ってくれている間に4日×2人分の汗まみれの洗濯も終えることができた。
何よりすっかり忘れていたのだが、家に帰ったときにそれぞれの部屋の掃除が完了した状態だったのが嬉しかった。既に1日から連休を取得してたので二日の間に衣替えも済ませておいたのだった。
旅行から帰ってきたときの疲労感を考えて、旅行前にはいつもより余計に部屋の掃除をしてしまう。我ながらよい心がけだ。そう、得意の自分で自分をベタ褒め。
大人になるとあまり褒めてくれる人がいないのでもっぱら自分を褒めるのは自分である。
有森裕子さん、素敵な言葉を社会的に認知させてくれてありがとう。
家に帰ってしばらく無音の状態でヲットはご飯を作り、私は洗濯をしていた。
Y島ではTVを全く観ていなかったのでその続きの行動だった。
いつもならヲットはすぐにTVをつけ、私は必ず家事をするときにラジオを聴く。
ご飯ができあがり、ヲットがTVをつけたときの違和感、というか懐かしさ。
デジタルハイビジョンの映像に若干めまいがする。
何しろ、今日は朝起きてずっと山の中にいたのだから。
本当の「もののけの森」を散々歩き回り、鹿や猿をみてきたのだから。
IMAXでアバターを観たのがついこの間で、数千年前からある杉を観たのが今日。
そして3日後には日常生活に戻ることが決定しているという事実。
旅行中には懐かしい小説や漫画も読んでいた。
さっき見た3日ぶりのニュースでさらに現代日本の様子も思い出す。
時系列が・・・この3,4日で入ってきた情報の時系列がバラバラ・・・。
今晩ゆっくり眠ったら頭の中が少しは整理されるだろうか。
今日の日記は絶妙のタイミングでメールをくれた、職場の友Gさんに捧げます。
「今のとこはまあそんな感じなんだ」 by 青春狂騒曲
2010.04.29 at 22:04author:じゅんち
ネタバレ要注意と宣伝されている映画なので、感想を書くことはできませんが、
観終わってから「シネマレビュー」で確認したところ、多くの人かほぼ同じ感想だったのが笑った。そして私も正に同じ感想を抱いてましたので納得。
しかし、ディカプリオは若いころから本当に才能のある役者じゃのぉ。
10代の頃、「ギルバート・グレイプ」や「太陽と月に背いて」なんかを観てあまりの魅力に深夜ドキドキしたものです。
しかし、wikipedia なんかによると「タイタニック」でレオ様人気が爆発したことによって、逆に演技面での評価に苦しみ、最近やっと「アイドルとしての俳優から実力派俳優への道を着実に歩んでいる。」らしい。
私に言わせりゃ、彼は10代の時すでに実力は備わっており、且つ才能は評価されていたと思いますが・・・タイタニック以降どうしてもキャーキャー言われてすぎて正当な評価を受けられなかったのは事実なのでしょう。
ヨン様も同じような苦しみを味わっていたのかしら。だからマッチョになったりしたのかしら。
才能があるにもかかわらず、大ブレイクしてしまったばっかりに実際の能力が評価されないなんて、皮肉なモノですね。しかし実力もあってアイドル性もあるってスゲーな。ある意味giftedだね。
シャッターアイランド、見る前は「es」を観たときのようなブルーな気分引きづっちゃったらどうしようって思っていましたが、今回もやはり種類は違いますがいくつかの衝撃シーンに若干震えました。
ああ。早く観た人と感想を分かち合いたい。明日会社で探してみようっと。
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Photograph by MIZUTAMA